年 号 |
出来事 |
飛鳥・奈良時代 (645年〜782年) |
616年、聖徳太子により備後の名刹浄土寺が創建されたと伝えられていますが、この事は、この頃すでに尾道が港として繁栄していたことを示しています。 また、大草履の仁王門で有名な西国寺は、730年に行基により創建されたと伝えられています。 |
平安時代 (782年〜1394年) |
千光寺は、806年の創建とされています。 901年には、菅原道真公が九州太宰府に赴く途中尾道に立ち寄り片袖を記念に残したと伝えられ、その袖は御袖天満宮に奉られています。1169年には、尾道村を備後大田荘の倉敷地として申請、認可され尾道港が公認の港となりました。 |
室町時代 (1394年〜1573年) |
貿易が盛んに行われ、海運業者の活躍の拠点としても活躍しました。 |
安土桃山時代 (1573年〜1596年) |
羽柴秀吉により瀬戸尾道間に継船が置かれたという記録があります。 |
江戸時代 (1596年〜1868年) |
西回り航路が開かれ、北前船寄港により内海の商港として発展し、1741年には、時の町奉行平山角左衛門により築港計画がたてられ住吉浜に係船施設が築造され、現在の港の基礎が形成されました。 その後、1819年には尾道〜大阪間定期船便が開設するなど、順調な推移を見ることができます。 |
明治時代 (1868年〜1926年) |
1891年には尾道駅が開業し、福山〜尾道間に鉄道が開通、翌1892年には尾道〜糸崎間にも鉄道が開通し、これによって港も更に発展しました。 |
昭和以降 (1926年〜) |
昭和初期、1927年に第2種重要港湾に指定され尾道糸崎港として開港、1929年には開港場の指定を受けました。
1968年には尾道大橋、1972年には尾道バイパスが完成、1988年には新幹線・新尾道駅が開業、1997年には尾道ウォーターフロントビルが完成、1999年には瀬戸内しまなみ海道(西瀬戸自動車道)が開通するなど、海の玄関口にふさわしい整備が進められています。
2000年12月には面目を一新する再開発が完成し、ウォーターフロントを生かした町づくりが進められています。 |